大きく分けて、一般受験と推薦受験がありますが、推薦受験のなかにも、指定校推薦や公募制推薦・自己推薦(一般にAO入試)や様々な方式があります。
指定校推薦は、その学校内で権利を取れれば100%合格しますので、苦労なく大学に進学できます。校内での成績次第となりますが、高校1年生の最初の成績から、評定は入ってきますので、高2や高3になってから、指定校で~と考えても、遅いかもしれません。
指定校推薦を目指す場合は、高1からしっかり定期テストで高得点をとっておきましょう。
PFアカデミーセンター南校では、いわゆるAO入試で合格する生徒さんも結構いるんです。
高3になり、部活の引退も近づき、受験どうしよう~と考え、でも、一般では、厳しいかな~と。で、AOというパターンで成功する子も何人も。
とにかく、一般受験より倍率は低いです。受かるかどうかという保証もないので、であれば、一般受験の勉強をする方が無難と考え、AOにチャレンジしない気持ちもわかります。
でも、その生徒さんの能力と学校が求めている能力を見極めて、しっかりと対策を行えば、かなりの確率で合格できます。
一般入試では厳しかったであろう大学に11月時点で合格できるメリットは大きいですよ。
AO入試をお考えの方、ぜひ、お問い合わせください!
以下は、具体的な大学情報です!
◆上智大学 公募制推薦入試
とにかく倍率が低い。
一般入試倍率VS公募制入試
◆法学部-法律(2018) 一般受験者数1552名 合格者数296名 5.2倍
公募受験者数 38名 合格者数 18名 2.1倍
基準 評定4.0 英検2級
提出書類 レポート2000字 テスト 小論文
どうでしょう???? 基準も高くない。小論文、記述力を高めるだけ。
◆明治学院大学 法学部(ハードルは高くない。募集人数も多い。)
◆東洋大学 法学部(プレゼン一発勝負!)
ちなみに、GMARCHの公募制推薦・AO入試は以下のとおりです。
【学習院大学】
多くの学部で公募制推薦を行っており、出願基準が低いものもある。
ただ、募集人数が少ないので、その辺を踏まえた上でのチャレンジになる。
【明治大学】
- 理工学部
電気電子生命学科、応用化学科は、出願資格がほぼ無いに等しいため、合格の機会を広げるためにも受ける価値が充分あるかもしれない。
- 文学部
文学部では自己推薦特別入試を実施しており、評定平均値も高くないが、何か課外活動に取り組んできた経験が必要になるため、受験しづらい方も多いのでは。
- 商学部
商学部では公募制特別入試を実施しており、センター試験を利用する制度と商業高校出身の生徒対象の2種類があります。センター試験利用制度は、留学経験やTOEFLのスコアが必要となるため、倍率は高くありませんが、狙い目とはいえません。
- 政治経済学部
グローバル型特別入試という形式で実施。TOEICでは680以上のスコアが必要で、他の検定試験でも、容易ではありません。
- 総合数理学部
3学科で自己推薦入試を実施しているが、募集人数はかなり少ない。
- 農学部
自己推薦入試では、評定平均4.0以上(農芸化学科は4.3以上)。
地域農業振興入試というユニークな入試もあります。
【青山学院大学】
多くの学部で、スポーツに優れた方向けの入試が用意されています。自己推薦入試では、文学部英米文学科・史学科・比較芸術学科で行われている。
当塾から、英米文学学科に合格した生徒さんがいますが、TOEIC730以上を有し、英語力が高かったことによる。1次さえパスできれば、合格確率は非常に高い。
【立教大学】
各学部で、自由選抜入試を行っている。基準も高いわけではないが、語学力が必要であることや、また、募集人員が限られており、受験者は多くはないが、入念な調査と対策が必要である。
【中央大学】
自己推薦特別入試を行っているが、ほぼ英語力が必須で、英検で準1級、TOEIC730以上が条件であるため、厳しいといえる。
【法政大学】
自己推薦・公募制推薦などを行っています。
キャリアデザイン学部のキャリア体験特別入試では、部活動で頑張った経験などを売りに出願できます。当塾で、横浜商科大学高校の野球部だった生徒さんが、合格を果たしました。多くの学部では、留学経験や語学を得意とする方向けのテストが多くなってます。